« 白滝と太閤下ろしの滝など | トップページ | 雨の猪苗代 »

2018年6月23日 (土)

雨の大内宿

川治温泉を発ち、会津西街道すなわち国道121号線を北上する。国道352号線、さらに国道400号線が合流して、この会津西街道は珍しい国道の三重複線となる。


明治時代、あのイギリス女性、イザベラ・バードがこの道をたどって峠越えをしている。その様子は『日本奥地紀行』に記されている。案内人を連れていたとはいえ、外国の女性が旅することが出来たというのは、それだけ日本が安全な国だったということだろう。

山王峠を越える。イザベラ・バードと共に峠を越えれば、栃木県から福島県に入る。さらに北上するとこの会津西街道は、日光街道とも合流する。阿賀川に沿い、併走する野岩鉄道はここから会津鉄道となる。

そのまま会津若松に至ってもいいが、そこから国道121号線の一本西側の県道(福島県)131号線を北上する。イザベラ・バードもこちらの道をたどった。そして大内宿の美濃屋という宿に宿泊している。

大内宿に至る。雨が降っている。幸い小雨であるが、傘なしでは歩けない。

Dsc_6863

大内宿を歩く。前を行く人も傘を差している。

Dsc_6866

下は舗装されていない砂地である。ぬかるむようなことはないようになっているが、上手に歩かないと足元が汚れてしまう。

Dsc_6867

店先にはむしろ囲いして、客が濡れないようにしている。みやげ物屋が多い。

Dsc_6870

本陣跡が資料館になっている。迷った末に入らなかった。雨だとテンションが下がる。写真も撮りにくい。

Dsc_6872

おお、美濃屋がある。ここにイザベラ・バードが泊まったのか!と思ったら、分家とある。本家はどこだろう。結局分からなかった。

Dsc_6874

左の絵はのれんの絵。天気がよければこの絵のような佇まいの写真がゆっくり撮れたかも知れない。上手く撮れないのは雨のせいである。

Dsc_6880

宿の一番奥に社がある。赤い服を着せられたお地蔵様がいるがお寺なのだろうか。

Dsc_6879

こんな階段を登る。

Dsc_6877

こんな小さなお堂があった。晴れているように見えるが雨は降りつづいているのである。

Dsc_6878

階段の上から雨の大内宿を見下ろす。

駆け足で宿内を歩いて車に戻った。雨が恨めしい。

« 白滝と太閤下ろしの滝など | トップページ | 雨の猪苗代 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

大内宿・・・ここでトチの実のお餅を買って食べた所、
匂いが鼻についてむなやけして、捨てるのも勿体ないので、
買ったお店に 「食べられないからあげます。」と持って行った所、
お金を返してくれました。
悪いので他の物を買いましたが!!!。
懐かしい思い出です。

マーチャン様
天気がよければもっとゆっくり出来たのですが、残念でした。
機会があればまた行こうと思っています。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 白滝と太閤下ろしの滝など | トップページ | 雨の猪苗代 »

2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  

カテゴリー

  • アニメ・コミック
  • ウェブログ・ココログ関連
  • グルメ・クッキング
  • スポーツ
  • ニュース
  • パソコン・インターネット
  • 住まい・インテリア
  • 心と体
  • 携帯・デジカメ
  • 文化・芸術
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 経済・政治・国際
  • 芸能・アイドル
  • 趣味
  • 音楽
無料ブログはココログ
フォト

ウェブページ