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2018年7月 6日 (金)

映画三昧(1)

 子どものときの夢は、自宅に映写機を備えて映画を観ることだった。だからブラウン管テレビの時代に私にとっては高価だった29インチやそのあとにはそれ以上のサイズのテレビを買い、ビデオより高画質のレーザーディスクを買い、AVアンプを買い、サラウンドで映画を観た。それでも画質には不満がある。それからDVDになり、液晶テレビになり、NHKの衛星放送でハイビジョンを観るようになり、ブルーレイディスクの映像に驚き、WOWOWと契約して衛星放送の画質を満喫するようになっていまはほぼ満足である。

 実はまだ4Kにしていない。いまのAQUOSの52インチの液晶が健在であり、まだ買い換える必要を感じていないのだ。息子が4Kを買ったという。だいぶ満足しているらしいが、それほどうらやましくない。4K放送が始まり、4K放送用のチューナーが着くようになり、2020年の東京オリンピックが終わったころにいまのAQUOSがくたびれてくるだろうから、そのあとでいいと思っている。なにしろ音を良くすると映像を補完して臨場感が増すのだ。

 とにかく子どものときの夢がひとつ叶ったのである。だから映画三昧してもいいのにひところより映画を観ない。時間がありすぎると却って観なくなるのは『芋粥』と同じだ。ない時間を工面してみる映画は楽しかったのに。

 そうしていつか観ようと録りためたコレクションがたまりにたまってしまった。そこで雨天が続いているのを機会に、ほかのことは放り出して映画を観ている。当たりあり外れありだけれど、立て続けに観ていると調子が出てくる。次回から久しぶりに観た映画の寸評をしてみる。その前にあまりにひどかった映画だけを先に紹介しておく。

『コンスピレーター 謀略 極限探偵A+』2013年香港映画。
 あまりに面白くないので最後まで観るに耐えず、途中でやめた。最後まで観たらもしかしたら面白いのかも知れないが、そこまで我慢する気にならなかったのだ。実はB+、C+と三作あって、すべて録画してあったのだが、第一作がこれではあとの方も知れていると思ってすべて消去した。映画には「掴み」があると思う。少なくとも最初の30分までにその映画に興味をもたせるなにかがないと続けて観る気にならない。三流でチープなカルト映画でもよほどの駄作で無い限り「掴み」が用意されているのにこの映画にはそれが無かったのだ。それにどうして香港映画というのはこんなに汚らしいのだろう。

『未来警察 Future-cops』2010年香港、台湾、中国映画
監督バリー・ウォン、出演アンディ・ラウ、バービー・スーほか。 アンディ・ラウはしばしばとんでもない映画に出る。この映画はSFコメディ仕立てなのだが、アンディ・ラウが一生懸命演じれば演じるほどシラケるという情けない映画。特撮に金をかけ、映像的には凄いとしかいいようがないのに、二番煎じ三番煎じなシーンばかりである。なにかのオマージュなら救われるが、そんなものはあまりなさそうだ。つまりさまざまなハリウッド映画などの特撮もののパクリ満載というところか。主人公の超人さと敵の超人さの力加減がメチャクチャである。結局超人どおしのただのカンフー闘争になってげんなりする。あまりにひどいので最後まで観た。アンディ・ラウの娘役の小生意気な少女が美人ではないのに可愛かったのだけが救いか。 

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