入道雲
朝、少し長文のブログを書いたら疲れてしまった。少し弱めにかけたエアコンの効いたリビングで寝転がって音楽を聴いている。ガラス戸越しに見えるとなりの棟の上まで入道雲が立ち上がり、白く輝いている。戸を開ければ蝉の声も近くの幼稚園の園児たちの喚声も聞こえる。夏である。
ゴロゴロしていないで本を読んだり映画を見ようかと思ったり、雨が続いたあとなのだから久しぶりに出掛けようかとも思うのだが、そう思いながらなにもしないというのは好いものだ。出掛けるとついなにかを買うから金がかかる。このところ少し散財が過ぎたから、しばらくじっとしておいた方がいいか。
そういうときは頭の中に浮かぶさまざまなことも、形になる前に砕けて散ってしまう。再来週には定期検診があり、そのすぐあとに久しぶりに長老と兄貴分の人との三人での小旅行の予定がある。それまでに少し節制しておかなければならない。そうすれば晴れて美味しいものを食べて美味しい酒も飲めるのである。
蔵王周辺が主体という大まかな予定は決まっているけれど、いつものように細かいことはそのときその場で決める。ふたりは大阪から新幹線で乗り継ぎでやってくる。私が東北まで車で長駆して拾うのである。だんだんわくわくしてくる。
入道雲が次第に黒い雲に変わり始めた。まだ青空が見えているけれど、にわか雨でも降るのだろうか。
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