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2018年7月25日 (水)

映画『忍びの国』2017年日本映画

監督・中村義洋、出演・大野智、石原さとみ、鈴木亮平、伊勢谷友介ほか。

 2008年出版の和田竜の同名の時代小説を原作としているはずである。その本を読んだことは間違いないのだが、この映画を観て原作を思い出さないのである。それよりも、こんな話だったっけ?という思いしかしないのである。

 私はグループで歌ったり踊ったりする少年や青年やいい歳をしたおじさんたちのグループが嫌いである。そのなかでも特に嵐が嫌いである。誰が嫌いというより全員が嫌いである。ファンには申し訳ないが、どうして人気があるのか理解できない。特に嫌いなグループがあるくらいだから、それほど嫌いでないグルーもいないではないが、そのことは置いておく。本人を直接知っているわけではないから、見た目だけの私の好き嫌いであることはもちろんである。

 この映画は観たい映画のひとつのはずなのに、大野智が主演であることから録画をためらい、それでも録画して、ようやく観ることにした。小説を読んで抱く主人公の無門についてのイメージが大野智に重なるとはとても思えないが、配役は映画制作者の勝手である。飄々としいるという人柄をコミカルな人物だと勘違いして演出するのも勝手である。忍者とは生命を軽んじるものであることをデフォルメして表現するのも勝手である。

 忍者というものの非人間性をいままでのテレビドラマや映画は重く暗鬱に描いてきた。この映画はそれを全く逆に軽くコミカルに描いたのである。しかしその逆の手法にこそ忍者の非人間性がさらに強調されて、ラストの無感情の無門の、初めて知った哀しみの感情を表現するのでなければ、物語はぶちこわしである。

 描こうとした気配はあったが、結局最後までおちゃらけが解けることはなかった。大野智にそれを演ずることを求めることはもともと不可能だし、求めても無理だと承知して求めもしなかったのであろう。

 石原さとみと伊勢谷友介は存在感があって良かった。鈴木亮平は頑張りすぎた。この人は一生懸命すぎて少しやり過ぎることがある。

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