時間を巻き戻すことは出来ない
東海地方も今週初めにようやく(とはいえ例年より早いが)梅雨が明け、窓を開ければシュワシュワとクマゼミの鳴き声がにぎやかに聞こえる。関東に暮らしていたときはクマゼミの鳴き声は聞いたことがなかったし、その姿も見たことがなかった。三十数年前に名古屋にやって来たころには、アブラゼミの中に少し混じる程度だったのにいまは逆となっている。間違いなく温暖化が進んでいるのが分かる。
エアコンのスイッチを入れ始める目安の室温を少しずつあげるようにしている。最初は28℃くらいだったが、いまは30℃にしている。体が暑さに慣れてきているし、逆に外気温はどんどん上がりだしていて、今日から数日は36~38℃の猛暑日が続くだろうとの予報である。長時間外を歩くのは控えたほうが良さそうだ。無理をする必要のない身であり、ますます長くなる夏をしのぐためにもその方が良いだろう。
トランプ大統領がNATOの会合で吠えているようだ。この人はとにかく金の話しばかりである。そういえば選挙中の演説のときに親指と人差し指で丸を作るポーズが頻繁に見られたことを思い出す。あれはまさに金を表しているのだと私には見えた。彼は世界をすべて損得で認識しているように見える。いままでアメリカが損をしてきたのだからみんなも金を払えとEU諸国に要求して、言うことを聞かなければ自動車に対する関税を上げると脅している。これはトランプを支持している多くのアメリカ人の実感でもあるらしい。
五十年前、四十年前、世界はまだ貧しい国がほとんどで、アメリカだけが豊かだった。その貧しい国々からアメリカに金が湯水のように流れ込んでいた。世界はアメリカの豊かさにあこがれた。それはアメリカの誇りでもあっただろう。三十年ほど前からいくつかの国が次第に豊かになっていった。それはアメリカの富を不当に奪ったものだ、と怒れるアメリカ人たちは日本車などをたたきつぶしたりして日本バッシングをした。
いま日本だけではなく韓国も中国もヨーロッパも、アメリカほどではないにしても豊かになった。それでも日本バッシングをしたアメリカ人の心性は全く変わっていないのかも知れない。トランプは30年前のその怒れるアメリカ人の感覚のままの人物のようである。アメリカの富を奪ったから日本もヨーロッパも中国も韓国も豊かになったのだ、という確信で世界を見ているようだ。
世界は平準化する。偏った富は水が流れ下るようにアメリカから世界へ流れ下る。それを防ぐためにトランプは土手を築こうというのである。メキシコ国境に壁を造り、世界に対して関税という壁を作ってアメリカの富の流出を防ごうというのだ。それはまさにアメリカを停滞させることにつながる。経済は流通があるから成り立つ。流通を壁で阻害するのがどれほど愚かなことか、トランプには理解する能力が無いようだ。
トランプにとって30年前のアメリカを取り戻すことこそが夢であり、国民に対する約束だと考えているようだ。時間を巻き戻すことは出来ない。しかし彼はそのできないことをやろうとしている。アメリカだけが富み、世界を貧しくすることこそが彼がめざしている世界だとすれば、そんなことを世界が受け入れるはずがない。愚かな男である。世界はやがてアメリカに臍を噛ませようと結束するだろう。
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OKCHANさん



今日から猛暑日
エアコン30度でONは、もし高血圧・血管内に脂肪が蓄積しているなら
夏は26度、もちろんドライで
こうすれば血管内で渋滞・血管壁にへばりつく脂肪がありません
参考資料はこちら
↓
https://mansionmarket-lab.com/air-conditioner-comfort
深夜料金んのときONしておけば、
安い
後は道なり
快適に過ごせて、身体にも優しい
投稿: ちかよ | 2018年7月13日 (金) 08時31分
明治維新から77年目に戦争で負け、戦後から同じくらいの時間が経過しました。
そろそろ現代版「富国強兵」に向かわなければいけない時期のようです。
投稿: けんこう館 | 2018年7月13日 (金) 09時35分
ちかよ様
適当に暑さにも体を慣らしながら、冷やしすぎにも注意するようにしています。
体のセンサーが多少鈍くなっていますから、気をつけたいと思います。
投稿: OKCHAN | 2018年7月13日 (金) 09時51分
けんこう館様
すでに国はそこそこ豊かになっているように思います。
強兵を育てるのはいまさら難しいような気がします。
まず少子高齢化をどうしのぐのか、そのことが何より優先されることではないでしょうか。
心配されているのは中国の覇権主義でしょうし、私もそれを懸念していますが、多分中国は今以上のことが出来なくなるような気がしています。
今回のトランプの仕掛けた貿易戦争は、中国にとってかなりのダメージになるのではないでしょうか。
もう少し様子を見ていなければ分かりませんが、中国は内心はともかく、日本やヨーロッパと宥和する方向に行かざるをえないでしょう。
中国から本気で日本に仕掛けてくる可能性はなくなったと思います。
投稿: OKCHAN | 2018年7月13日 (金) 10時00分