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2018年7月10日 (火)

音楽に酔う

 テキサスの州都、オースティンで2015年に開催されたビリー・ホリディ生誕100年記念のカサンドラ・ウィルソンのライブを見た。先日WOWOWの「オフビート&JAZZ」という番組で放映されたものだ。ビリー・ホリディの名前だけは知っている。しかしカサンドラ・ウィルソンという人は知らない。

 夕食、というより晩酌の酒を飲みながら聴く。素晴らしい。彼女の静かに語りかけるような低音の声に魅了される。バックの伴奏も過剰ではないアレンジを楽しんでいるし、小さなオーケストラも抑え気味のサポートをして調和している。大げさでなしに生まれて初めてジャズに心が震えた。

 気がついたら氷をたっぷり入れたグラスにジンを注ぎ、それを舐めながら音楽と酒に酔っていた。蒸留酒を飲むことはめったにないからめずらしいのだ。

 カサンドラ・ウィルソンのライブのあとに、番組のおまけとして上原ひろみが紹介されていた。娘のどん姫にジャズを聴くなら上原ひろみと綾戸智恵を聴いてみろと勧められて、e-onhyoからダウンロードした。その一つが上原ひろみとハープ奏者のセッションで、気にいっている。その共演するようになったいきさつと実際の演奏の様子を番組で見せてもらった。想像以上に強烈なその演奏の様子にもしびれた。

 この歳になってジャズがちょっとだけ感じられるようになるとは我ながら不思議な気持だ。先日来、ジャズと1980年代のロックを聴いているが、ロックは、特にハードロックは、どうしても肌に合わない。ジャズは聞き込むほどにこちらの壁を浸透してくるようだ。音楽を純粋に音として聴くことが少しだけできるようになった気がする。いままでは映像を連想して聴いていたのだ。

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