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2018年7月16日 (月)

映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』2017年アメリカ映画

監督ルパート・サンダース、出演スカーレット・ヨハンセン、ピルー・アスベック、ビートたけし、ジュリエット・ビノシュほか。

 士郎正宗の『攻殻機動隊』を原作とするアニメは日本で何作か作られていて、どれも出来が良く面白い。それをアメリカで、しかも実写で作ったのだ。もともとこういう映画は大好きだから、評価は多少甘いかも知れないが、とても良く出来ているし面白かった。サイボーグである草薙素子を日本人ではないスカーレット・ヨハンセンが演ずることに批判もあったらしいが、全く違和感はなく批判するに値しない。

 いままでも攻殻機動隊の世界観は飛びすぎていて多少ついて行けないところがあった(SF好きの私としては口惜しいところだが)。今回も多少その傾向があったけれど、それでも十分楽しめた。世界観にはまりすぎるのも単純に楽しむ妨げになるのではないか、というのは負け惜しみであるが。

 科学が進み、人体がどんどん義体化して、しかも脳がネットに直接アクセスしてしまった世界とはどんな世界なのか。この映画で描かれている世界はあの名作『ブレードランナー』に世界に酷似している。意識的に似せているものと思われる。そういえば『ブレードランナー』のなかでも人体の部分がパーツとして商品として売買されていた。

 サイバー犯罪やテロ行為はますます高度化していて、それを取り締まる組織が主人公の属する部署であり、リーダーはおなじみの荒巻大介(ビートたけし)、相棒がバトー(ピルーアスベック)である。イメージ的にはアニメのイメージを損なうものではないが、ビートたけしの台詞の滑舌の悪さはやや気に障る。

 展開の早いアクションシーン、夜の都会の空間をめまぐるしく縦横に動きまわる映像は楽しめる。この映画では草薙素子の原点のようなものが挿入されていた。母親役に桃井かおりがでていた。

 理屈抜きで楽しめる。

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