ホタテ戦争
朝のBS海外ニュースによれば、ホタテ漁をめぐってイギリスの漁船にフランスの漁船が船体をぶつけたり石を投げたりしたという。信号弾のようなものを撃ち込んだという話もあるようだが、イギリス側の船体に損傷があったものの、けが人はなかったそうだ。
イギリスとフランスはホタテ漁については互いの海岸から19キロ以内の操業は禁止するが、それ以外の公海での漁は一応許されている。ただし、フランスは資源保護のために6月から9月のあいだは自国の近海も含めて禁漁期間を設けている。今回の騒動はフランスの海岸から近い公海上でのものである。
フランスの漁師にすれば、公海とはいえ禁漁している目の前の海で底引きの網を入れて根こそぎホタテを漁獲されていることに腹が立ったのであろう。
イギリスの漁師は、「こわかった。こんどはもっとイギリスよりで漁をすることにする」とインタビューに答えていた。イギリスの弁護士は「合法的な漁なのに暴力行為に訴えるのは不法である」と語っていた。
合法的ならかまわない、というのは弁護士なら当然言うだろうが、今回の件はフランスには資源保護で禁漁期間が設けられているのに、イギリスにはそれがないというアンバランスにあり、これは国と国が話し合って妥協点を見つけないと、争いがエスカレートしそうである。私の気分ではフランス側に与(くみ)したい。
幸いフランスとイギリスならなんとか話せそうであると思う。どこかの国は韓国の漁場に大挙して押しかけて、韓国の太刀魚をごっそりと獲っていると伝えられている。さすがの韓国も強硬手段にうって出てようやく中国政府も自国の漁民に自重を促したそうだが、そもそも中国の近海は汚染されている上に乱獲で、韓国や日本の周辺の海で漁をすることが多くなっていると聞く。さらに最近ではアフリカ沖や、南米にまで遠征しているそうだ。自国の巨大な胃袋を満たすためとはいえ、いまに世界中から顰蹙を買うことになりそうだ。すでに買っているか。
中国では栽培漁業を検討しているのだろうか。それなりの海岸線を有しているのである。ある程度は可能ではないのか。それとも汚染されすぎていて、栽培漁業そのものが出来ないほどなのか。そんなところで養殖された魚は漁師も食べないなどということのないように、中国政府も手立てを尽くす必要があると思うが、いまのところその気はなさそうだ。
どなたかのご意見のように、日本と中国が話し合うと「歴史問題」を持ち出すのだろうか。そうすると日本がたじたじとなって腰砕けになるのに味をしめてしまうという、悪い癖がついてしまっているのかも知れない。情けないことである。フランス頑張れ!
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私もこのニュース見ていました。
自粛している国の漁民にしてみれば・・・悔しいです。
最初この場面を見た時、日本にも同じような光景がありましたから・・・、
おや?
そうしましたら イギリスとフランス!!!。
これから海の問題が沢山起こりそうですね~。
投稿: マーチャン | 2018年8月31日 (金) 09時00分
マーチャン様
どこの国も自国優先なのは同じです。
互いがどこかで譲らないと収まりがつきません。
譲るのですから必ず自分が損したように感じてしまいますが、交渉ごとというのはそういうものでしょう。
その交渉が出来ない相手というのもあります。
最近は譲らないのが当たり前の為政者が増えてきて、人間が幼児化しているような気がします。
情けないことです。
投稿: OKCHAN | 2018年8月31日 (金) 12時10分