複雑な気持ち
昨日、どん姫がやって来た。泊まると言っていたのに日帰りだという。ちょっと残念。晩のための食材を買って美味しいものを二人で食べようと思っていたのに・・・。
1日に入籍したのでその報告に来たのである。用意していたお祝いを渡す。人妻になり、名字が変わり、新しい戸籍になったのである。めでたい話なのだが、父親としてはなんだががっかりしたような気持ちが強くあって、単純に喜ぶ気持になかなかなれない。その気持ちを察したのだろうか。どん姫もちょっと涙を流していた。子どもの頃からほとんどどん姫の泣くところを見たことがない。だからどん姫なのであるが、少し心配になる。気持がデリケートになっているようである。まあそんなものなのだろう。
お祝いなので昼間から酒を飲む。どん姫はやめておくという。独りで飲みながら思ったことを勝手にしゃべる。どん姫は黙って聞いていた。もともと無口な娘である。
盆休みには息子が帰ってくる。どん姫もそのときまた来る、と言って自分の家に帰っていった。そのまま飲み続け、ちょっと飲みすぎた。
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今は寂しい気持ちが出ていますが・・・、
お孫ちゃんが出来れば、嬉しい気持ちが強くなり
今の気持ちを懐かしむようになりますよ。
誰でも親が通る道!!!。
自分が結婚した時は・・・、自分の親もそう思っていたでしょうが、
私達は気が付かない。
投稿: マーチャン | 2018年8月 3日 (金) 20時21分
マーチャン様
正直なところ、いまはそう思えません。
そもそも娘はとっくに親離れしていますが、私は全く子離れしていませんから。
そういう自分を突き放してみられるようになるには少し時間がかかりそうです。
投稿: OKCHAN | 2018年8月 3日 (金) 20時38分
父娘双方の優しを感じることができ、うらやましい親子関係です。
我が家の長女は、たぶん私のことは頭にないと思います。
投稿: けんこう館 | 2018年8月 4日 (土) 09時29分
けんこう館様
ふだんはクールでどんと構えている娘なので、意外でした。
投稿: OKCHAN | 2018年8月 4日 (土) 10時43分