教育して制限せよ!
日本の外務次官と中国の王毅外相の会談に際して、中国側が取材陣のうち産経新聞を排除したことに抗議するため、日本側記者団は一斉に引き揚げたという。日本政府はこの件について中国側に抗議した。
しかし、あの華春瑩・中国外務省報道官は日本の抗議を「理不尽な抗議で受け入れられない」と一蹴した。いままでの中国から予想されるとおりの反応である。
「両国が相互尊重と友好対等の原則で調整するものだ」という言い分は受け入れるかどうか別としてなんとか理解するとして、問題はそのあとに「日本政府は自国メディアを教育し制限しないといけない」と言ってのけたことだ。
中国は自国メディアを「教育し制限している」と公言していると受け取れる。ここまであからさまにいうとは驚くべきことだ。そして日本も当然そうすべきだ、とおっしゃっているわけである。日本政府はまさかそのようなアドバイスは受け入れはしないだろう。日本はそういう国ではないのであって、そのことを中国は理解できない国であることをあらためて知ることになった。まさかトランプ大統領を見ていて自国の「教育し制限する」ことに自信をつけたのではないだろうなあ。
ところで、北京訪問中の二階俊博自民党幹事長は、記者団に対して「互いに細心の注意を払って両国関係を円満に推移するようにしないといけない。今後十分に注意して対応すべきだ」と語ったそうだ。私はこの二階さんというひとはもともと虫が好かないが、この場合も何をいいたいのかよく分からない。嘆かわしいことに、中国の言う通りにおとなしくしろ、と記者団に注意したつもりのように聞こえるのは気のせいか。
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おはようございます
いくら『産経新聞』があまり信頼できない新聞だとはいえ(作家、哲学者である適菜収氏は「左の朝日、右の産経」と言っています)中国の態度が許されるわけがありません。
そんなことをするということは、中国には批判的な記事を書く新聞社を受け入れるだけの精神的余裕がないのでしょうか・・・?だとしたら危険なことですね・・・。
では、
shinzei拝
投稿: shinzei | 2018年8月31日 (金) 06時34分
shinzei様
もう少し巧妙な排除の理由を挙げればいいのに、大っぴらにこのようなことをいう中国の姿にちょっと怖いものを感じます。
ずいぶん自信満々です。
トランプを見習っているのでしょう。
投稿: OKCHAN | 2018年8月31日 (金) 08時15分
「互いに細心の注意を払って」といっても、「互い」を期待できません。
経済協力や企業進出などは、よほど細心の注意を払って条件を明確にしてからでないと利用されるだけです。巨大な市場かもしれませんが、とんでもないリスクがある国に見えますが・・・。
投稿: けんこう館 | 2018年8月31日 (金) 12時06分
けんこう館様
私も「互いに」というよりも一方的に相手の言い分を飲まされることが多い気がしています。
こういう政治家がいまだにのさばっていることにうんざりします。
もっと言うべきことを言って欲しいものです。
投稿: OKCHAN | 2018年8月31日 (金) 15時24分