大雨のニュースを見て
東北や北陸で大雨が降っているという。テレビのニュースで最上川の本合海(もとあいかい)のあたりの濁流を見た。いまは古口だけれど、本合海は昔の最上川船下りの乗船場所だった。芭蕉もここから乗船して船下りを楽しみ、清川村のあたりで下船している。
いまの乗船口のあるその古口から最上川の支流を南に遡るあたり一帯が戸沢村で、父の生まれ故郷はいまはその戸沢村に含まれるようになっている。その戸沢村も避難勧告が出るほどの大雨で、被害がなければ良いが、と心配している。父のふるさとの遠い親類の人たちに最後に会ったのはもう四十年以上前のことなので、ほとんどすでに亡くなっているだろうが、多少は自分と血のつながったその子孫がいるはずである。他人事に思えないのである。
北陸、能登半島の七尾市のあたりも大雨のようだ。七尾や羽咋のあたりは金沢営業所に勤務していた頃にしばしば走り回ったところなので、やはり他人事ではない。能登は山から小さな河川がたくさん海へ流れ込んでいる。大雨が降ればそれらの河川があふれることもあるだろうとは想像がつく。こちらも被害がなければと願っている。
現在日本を直撃しそうな進み方をしている台風21号はずいぶん強い台風のようである。今のままだと東海地区でもかなりの雨風が吹き荒れそうだ。名古屋の人びとは伊勢湾台風のトラウマが強くあって、若い人も親や祖父母から繰り返し聞かされているので台風には敏感である。日々台風の動きに注目していることだろう。本当に今年はいろいろと天災の多い年である。これはやはり温暖化が影響しているのだろうか。
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