ありがとう
昨夕、金沢の若い友人達と楽しいお酒を飲んだ。こういうおじいさんを好い気持にさせてくれてありがとう。
仕事の話し、むかしの話しは極力しないようにしようと思いながらまたそういう話になったりした。申し訳ないことで反省している。それを黙って聞いてくれている彼等もいまはプロの戦士の顔になっていて、まことに頼もしい。多分われわれが仕事をしていた時代よりはるかに厳しい環境の中で苦労していることであろうと思う。
思い出せば、私でも多少は志というものがあった。そういうものが持てれば仕事は何とかこなせるだろう、私がこなせたのだから。思えば恥ずかしい日々であった。彼等には全体を見る眼を持つことで多少は楽になれるように祈念したい。人生には善いこともたくさんある。
彼等はすでに私が伝えたかったことよりもはるかに大きなものを獲得している。それは私の手柄ではなく、彼等の手柄であることはもちろんである。
酩酊して帰ってすぐにホテルで記す。
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