忙中閑あり
暮れも押し詰まり始めて気は焦るのだが、さてなにをしなければならないのか考えると、部屋を片付けてサッパリとした正月を迎えることさえできれば善いことに気がつく。細部にこだわればキリがないが、どうせ片付ける尻からまた乱雑になるのだ。
手をつけて一時間足らずで他のことを始めたりしている。ドラマやドキュメントを観始めたり、本を読み囓ったかと思うと数独パズルで時間をつぶしたりしていて、落ち着かない。今朝は随分早めに目が醒めてしまったので、午後になったらこたつでうたた寝をしてしまった。喉がなんだかイガイガする。
現役時代、風邪などの病気で有給休暇を取ったことはめったにない。ほとんどやむを得ない私用である。しかし風邪をひかないわけではなくて、暮れから正月のまとまった休みのときに二三日寝込む。緊張が緩むと寝込むのである。まことに律儀なことであった。
なんだかそのくせがまた復活しそうな気配である。今日は暖かくして早く寝よう。そういえば名古屋は今晩遅くから明日の未明に雪が降るかもしれないという。雪はいまでもきらいではない。雪景色を美しいと思う。雪国に何年か暮らしたけれど、雪国生まれではないから雪のなかにいてもどこかよそ事なのである。そこからいつでも逃げ出せると思っている。だから雪が降るのを楽しみにしてしまう。
今日正月用のお飾りを買った。明日は末広がりの八の日だ。明日になったらドアに飾ることにしよう。
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