独りになった
どん姫が帰ったので、独りになった。どん姫は無口な方なので、しゃべるのはほとんど私である。実はどん姫とこんなに親しく話せるようになったのは、彼女が25歳を過ぎてからである。友人達に聞いても、父親と娘の関係というのはそんなものらしい。少女から大人の女になるまでの間は父親を遠ざけるのが生物として自然なことだと聞いたことがある。
なんだか独りでしゃべって独りで酔っ払ってしまった。来週は定期検診なので、本来は節酒乃至禁酒するところなのだが、勢いがついているので、三が日は酩酊状態でいるつもりである。
きちんとチェックしたつもりだったのに、うっかりして年賀欠礼の葉書をいただいていたひとに二枚ほど送ってしまったことに気がついた。状差しの整理で片付けたときに別のところにまぎれていたのだ。どうしようもない。申し訳ないことである。今年も粗忽であるのは変わらないか、もっとひどくなりそうで情けない。
外は穏やかな快晴で暖かい。本当に善い正月だ。
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