アニメ映画『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』2011年アメリカ・ニュージーランド
監督スティーヴン・スピルバーグ
最近のアニメ映画はテンポが速くてめまぐるしい。早送りの映像を観ているようである。それはアニメ映画が高速化しているのか、それともこちらが年齢の衰えのせいでついて行けなくなっているからなのか。そもそもが、世の中がアップテンポになっているように感じられるところから、私が低速化しているということなのだろう。
タンタンという少年記者は、つぎつぎに事件を取材し、その謎を解き、解決してスクープを続けている。その彼がたまたま手に入れた古い帆船ユニコーン号の模型をめぐり、世界を股にかけた物語に巻き込まれていく。
言い古された言い方で恐縮だが、大人も子供も楽しめる映画だ。あれよあれよとめまぐるしい場面転換に振り回され続けた私でも、何とかその面白さは分かったのであるから間違いない。それにしても最近の立体アニメは実写並みのリアリティで感嘆する。それでさて、どんな物語だったのか、よく覚えていない。お蔭でもう一度観たらたぶんまた楽しめるにちがいない。
« 一昨晩のこと、そして大塚国際美術館(1) | トップページ | 昨晩のこと、そして大塚国際美術館(2) »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 『哭声/コクソン』(2024.10.13)
- 『ソラリス』(2024.10.10)
- 『雷桜』(2024.10.09)
- 『Dr.パルナサスの鏡』(2024.10.08)
- 前回に続いて(2024.10.04)
コメント