映画『ウェズリー・スナイプス コンタクト』2017年カナダ
監督マウロ・ボレッリ、出演ウェズリー・スナイプスほか
ウェズリー・スナイプスは好きな俳優のひとりだが、脱税で実刑判決を受け、服役後に出演した映画は、それ以前より格落ちした印象を受ける。もうちょっと良い役柄で活躍して貰いたいと思うが、残念である。この映画もそういう意味で、もう少しなんとかならないかという気がする。まあカナダ映画だとこんなところか。
男女の若者五人がバカンスで森のなかの別荘にやって来たころ、世界で異常事態が続発する。巨大な飛行物体が現れ、人々がつぎつぎに行方不明になる。この事態を予言していた人々がいた。このようなことが過去定期的に繰り返し発生していて、それは宇宙人の仕業であり、自分は致されてふたたび戻されたと主張している人物だ。
ではこれを食い止める方法はあるのか。相手は圧倒的な力を持っているからそれは無理だ、と悲観的である。
そんなとき、五人の若者達のいる森にも異常現象が起きる。そしてそれをすでに予期していたハンターと呼ばれる男(ウェズリー・スナイプス)がいた。彼も事前に宇宙人の襲来に備えている。若者達の動静を見張っていたその男は、やがて若者達を助け、共闘することになる。
彼の正体は元宇宙飛行士であり、やはり宇宙人に拉致された経験を持つ。やがて若者は傷つき倒れたり拉致されたりするのだが、その拉致された者が見た宇宙船の内部とは・・・。そして罠にかけてエイリアンを生け捕りにしたハンターはエイリアンになにを仕掛けたか。
エイリアンは個別では案外弱い。とらわれたエイリアンと赤くて浮遊するクラゲのような物がどういう関係なのかもよく分からなかった。もう一度観直すほどのこともないので、いまも分からないままである。とにかく今回はおさまったが、地球にもうすぐ大挙してやつらがやってくるらしい。どうしよう。
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