文藝春秋オピニオン『2019年の論点』
年末に、翌年の見通しを書いた本を何冊か読むことにしている。この本のような、さまざまなテーマを網羅した雑誌も購入するが、全部読もうとしてもたいてい読み切れない。
今回はしぶとく最後まで読んだ。読んでいる最中にはそれぞれについて思ったり考えたりする。そのことを書き留めておこう、などと考えるのだが、さて読み終わってみると何も書きたいことが残っていない。もう一度読み直すのも業腹だ。それにすでに今年ももう二月で、書かれていたことは去年の秋に書かれたものだから、すでに賞味期限切れのものがほとんどだ。
たかが数ヶ月で賞味期限切れになる言説とはなにか。やはりこういう総花的な本はそんなもので、一つのテーマについてきちんと書かれたものとはちがうのだと感じている。だからいつも読み切れなかったのだ。
« 確定申告 | トップページ | 映画『バイロマニアック 炎の中の獣』2016年ノルウェー »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 歴史について(2025.11.14)
- とてもいい状態(2025.11.09)
- 取り寄せ(2025.11.07)
- 『やがて満ちてくる光の』(2025.11.05)
- 『第三次世界大戦はもう始まっている』(2025.10.25)



コメント