テレビ大好き
テレビが大好きである。小学校の一年生くらいからのことだから、60年以上の年季が入っている。夏休みや冬春のまとまった休みの時、祖父母のところにいることが多かったのは、もちろん祖父母が大好きだったこともあるが、そこにはテレビがあったから、というのもひそかな理由だった。わが家には小学校の五年生くらいまでテレビがなかったのである。
それ以上に映画が大好きだったけれど、そんなにいつも観ることはできない。子供のときは月に一度映画館に行ければいいほうだった。だから大人になったら家に映写機とフィルムを置いて、好きな時に好きな映画が観られるようになることが夢だった。
いまは月に20本あまり映画を観る。もちろん録画したものをテレビで観るのである。もっと観たいけれど、映画は集中力が必要なので限度がある。無理して二本も三本も観ると、しばらく観たくなくなってしまうので、ほどほどにしている。映画館にはシニアで割安で観られるので以前は少なくとも月に一本くらい見に行ったが、いまはずっと少なくなった。大型のテレビにしてAVアンプとスピーカーをセットしているので、不満はないのである。
WOWOWと契約しているので特に注文をつけなければ映画には困らない。BDレコーダーにドラマやドキュメント、そして映画を録画する。ドラマやドキュメントはなるべく早めに観てしまう。映画はすぐ観ることもあるし、ディスクに保存することもある。
一時期1000枚近くの録画した映画のディスクが溜まってしまったけれど、せっせと消化して、いまは700枚くらいあるだろうか。ほとんどが消去してまた書き込めるディスクで、だから300枚ほどの初期化した空ディスクがある。この二三年は新たにディスクは買う必要が無かったし、もしかするともう一生必要ないかもしれない。そもそも溜まっている残りのディスクの映画を観きれるかどうかも分からないのである。それなのに新しい映画を録画する。バカである。
WOWOWはありがたい。月2000円ほどで、映画やドラマがこれだけ自由に観られるのであるから、有料というのは安いものである。だからCMで溢れかえる民放を「ただほど高いものはない」と思うし、観るのが激減している。録画してあるものはソフトであると同時に、時間だと私は思っている。そう思うから、CMはこちらの時間を奪うもので高くつくと思うのである。
テレビ大好き人間は、在宅していて本を読んでいる時以外はテレビをつけていることが多い。ブログを書いたり考えたりするときは、さすがにテレビを消して、ネットオーディオで音楽を聴いたりしている。実は集中型なので、音楽はほとんど耳に入っていないのであるが。
まだ4Kテレビではないが、別にすぐに買い換えるつもりはない。スポーツにあまり興味がなくなっているので、オリンピックもその契機とは考えていない。ビックカメラなどの量販店で、より大型で高画質のテレビを眺めてうっとりしながら、買い換えるのはまだまだ、と自戒しているところである。次は60インチくらいのを狙っている。
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