日和佐城と薬王寺
奥津温泉の宿のもう一組というのが、私と同様ひとり旅の男性だった。朝風呂でいっしょになり、いろいろと話をした。名古屋にも住んでいたことがあったが、親の面倒をみるためにふるさとの岡山へ帰ったそうで、名古屋は住みやすいところでした、となつかしそうだった。
私より少し年上の彼は、山野草の写真を撮るのが趣味だということで、今日は人形峠周辺を散策するという。
さて、時間は遡って、淡路島に宿泊した翌日、四国を散策した。最初に四国東海岸の日和佐へ向かう。以前日和佐の梅亀水族館の前の国民宿舎(?)のようなホテルに泊まった。砂浜が目の前の、景色の好いところだったが、ずいぶんさびれた感じのホテルだった。今回は水族館はパス。そのときに寄れなかった日和佐城に登り、日和佐の街を見下ろそうと思った。
日和佐城を見上げる。
少しアップで。
登り口に、現在お城は閉館中との看板が掛かっている。城に入れなければしかたがない。引き返して四国巡礼札所の医王山薬王寺に向かう。立派なお寺である。四国めぐりはしたが、ほとんど札所は立ち寄っていない。
薬王寺山門。
仁王様がお出迎え。
こんな石碑がある。昔(高校生のころ)読んだことはあるが、おぼえていない。
薬王寺境内。薬師如来が逆光でシルエットになってしまった。
境内から日和佐の街を見下ろす。いちおう見下ろすことができたわけだ。
本堂の彫り物が素晴らしい。龍の彫り物は左右両側にある。
家族で真言を唱えてお参りしている人たち。何か願い事があるのであろうか。
好いお顔のお地蔵様。
境内の外れから日和佐城が遠望できた。
このあとさらに室戸岬方向に南下し、途中で右に折れて霧越峠越えをする。途中の轟神社と轟の滝が目当てである。それがまたすごい路だった。
« 映画『インビジブル 暗殺の旋律を弾く女』2018年イギリス・アメリカ | トップページ | 轟神社と轟の滝 »
コメント