ドミノ倒し
朝イチで、予約していた歯医者に行く。原因不明の歯痛の場所の予後をチェックするための予約だったが、そちらの痛みは多少の違和感が残っているものの、すっかり治まっている。それよりも十日ほど前に別の場所のかぶせものが取れてしまったので、そちらを修復してもらうのが目的となった。
以前そのかぶせもののある奥歯のさらに奥の歯が横に割れて取れたままになっていて、そのためにかぶせものの歯に歪みがかかり、緩んでしまったのだと思う。はずしたままだとさらに歯がズレていきそうなので、自分ではめ直していたが、しだいに外れやすくなって、食事のときは外すことにしていた。下手をすると食べものといっしょに飲み込みかねないからだ。
全体に噛み合わせが少しずつズレ続けていて、歯がつぎつぎに割れている。根本的に食い止めないとならない。今朝は歯医者に詳しく状況と希望を説明し、少し丁寧に補修していくことになった。
とりあえず外れていたかぶせものを応急的に接着剤で仮止めしてもらい、歯型を取って来週以降には上下の補正を行っていくことになった。仮止めなので粘りのあるものをその歯で咬まないように、と先生にいわれて本日の治療は終了。
四十過ぎまで治療のための歯医者に行ったことがないほど歯は健康だったのに、親知らずを放置したことで歯並びのよかった歯がズレていき、噛み合わせが狂ったことで歯がつぎつぎに割れていった。割れた歯の隙間に菌がはいり、生まれて初めて歯痛を体験することになった。
医師によれば私の咬む力は尋常ではないそうである。そんなことを言われても弱めに咬むことなどできない。硬い者をばりばりとかむのが自慢だったのだが、それが禍するとは残念なことである。
とにかくドミノ倒しのようにつぎつぎに歯が損なわれるのを何とか食い止めなければならない。しばらく治療を覚悟する必要がありそうだ。
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