北濃駅と日帰り温泉
湯の平温泉へ向かう。高鷲インターから近い。ここから国道156号線は長良川源流に向かって一気に登り道になり、その先には蛭ヶ野高原があるが、今回はそこまで行かない。
いつもの湯の平温泉に辿り着いたら駐車場には車が一台もない。定期休業日だ。以前にも休みだったことがある。ちゃんと調べてやって来ないとこういうことになる。
しかたがないので別の日帰り温泉に向かうことにする。その前に長良川鉄道の終着駅、北濃駅に立ち寄る。
北濃駅入り口。長良川鉄道はそもそもは越美南線として作る計画だった。越前、つまり福井と美濃を結ぶ鉄道で、この北濃からさらに北上して九頭竜へ抜けるはずだったのだが、計画は中断し、この北濃までとなりいまは長良川鉄道といわれている。
越美北線はいまも健在で、こちらは福井から九頭竜までをつないでいる。本数が少なくてまだ乗車したことがない。長良川鉄道は美濃太田と北濃間を走る。こちらは子供が小さい頃も含めて何度も乗車している。わが親子のハイキングコースだった。途中の駅で降りて、川沿いに一駅か二駅を歩くのが楽しい。
水害に遭うことの多い鉄道で、何度も運行休止になっているが、そのたびに復活している。
駅前の絵看板。ここにあるめぼしいところはほとんど行った。近くは若宮集古館、そして長滝白山神社がある。もちろん阿弥陀ヶ滝も示されている。
ホームへ出てみたらラッピング電車が停車していた。
長良川にちなんだ景色と、ちびまる子ちゃんの登場人物達の絵が描かれている。
ここから先に線路はない。
東海北陸道に乗らずに地道で郡上美並の子宝温泉に立ち寄ることにした。別に急ぐ用事もない。
日帰り温泉子宝の湯。変な構図になっているのは、ここが駅のホームと直結している温泉であることを見てほしかったからだ。左が温泉で、右側が駅。
駅に降り立ち、扉を開ければそこは温泉である。温泉を楽しんで、次の列車を休憩場所でゆったり待っていれば良い。待ち時間無しである。
温泉を堪能して帰路についた。
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