帝釈峡
今回の旅の目的は広島で息子のお相手のご両親に会うこと、そしていつも私が世話になっている弟がリタイアしたのでそのお礼をかねた弟夫婦の慰安旅行をすることだった。広島でその目的の一つを果たした。
翌日は倉敷泊まりである。弟の家の隣に越してきた若夫婦が倉敷出身で、五月にその若夫婦とそのこどもたち、弟夫婦、さらに弟の末娘夫婦とそのこどもたち、それに私で盛大にバーベキューパティをした。そこで倉敷の街の話にもなり、ついでに立ち寄ることにしたのだ。
その倉敷に行く前に帝釈峡を歩いた。わたしはここが好きで、今年の二月にも来ている。
こういう渓流沿いを歩いて行く。日が照って暑いが、木陰は涼しい。夏の緑が降るようだ。
これは、
「鬼の唐門」という。ちょっとだけ坂を登れば来られるし、くぐり抜けることが出来る。
ちょっと縦長の岩が立っているだけに見えるが、
「鬼の供養塔」と呼ばれる岩で、10メートルの高さがあるのだ。
川に石橋が架かってとても景観が好い。
岩を噛みながら水が流れ下る。もうすぐ目的地の雄橋。
天然の岩の橋が架かる。岩の重量感が実感される。ここまで約1.5キロ、高低差もほとんどなく、写真を撮りながらでも30分かからない。途中に白雲洞という小さな鍾乳洞があり、弟たちはそこに立ち寄ったので、もう少し時間がかかった。
橋をくぐって反対側からも写真を撮る。けっこう人がやってくる。もっとずっと先まで道は続くが、ここでひきかえして途中にあった茶店のようなところで昼食を摂る。風が通り抜ける店で、しかも屋根の上に散水し続けているのでとても涼しい。これなら夏でもクーラーはいらないのだろう。店には扇風機しかなかった。
ゆっくりしてから倉敷の美観地区、あの蔵屋敷の建ち並ぶエリアに向かう。
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