« 右のものを左に | トップページ | 魅力的な人 »

2019年6月 3日 (月)

同じことをまた言う

 テレビの放映が始まって間のない頃の人にいまのテレビ番組を見せたら、その精細で色鮮やかなことに驚くだろう。そして私が思うに、それ以上に民放番組のCMの反乱に仰天するだろう。

 いま民放のニュースや天気予報番組は、ほとんどがCMの合間にわずかにニュースや天気予報を報ずるだけという異常さである。いまの若い人は忙しいし、ばかばかしくて民放を生で観ることなどしないだろうから、番組を観ているのはお年寄りか、趣味すら持たない暇でしようがない専業主婦くらいだろう。だから若い人向けの商品のCMを流してもほとんど効果は無いだろうと思う。

 CMは少しずつ番組を侵食して来た。少しずつなら分からないだろうと放送局は高をくくっている。ぬるま湯が次第に熱くなっても、いつまでも気がつかない茹でガエルのように、鈍感な人がCMの反乱をぼんやりと眺めている。

140920-265

 番組本編が短くなればなるほど低コストで番組を作ることが出来るだろう。CMの枠を増やせばたくさんのスポンサーを抱え込むことが出来る。高額のCM料が払えない会社も小間切れの安売りの枠なら参入できる。CMされる内容の低レベル化は必然的な結果だろう。高い金を出したCMを作るのは一部の会社に限られていく。こうして番組はどんどんお粗末に成り果てる。テレビ局は病的なまでに劣化し、自らの死期を早めている。

 テレビ大好き人間の私は、土日にはNHKの番組が(私にとって)お粗末すぎる構成になっているので、つい民放を観てしまう。そして観るたびに、そのあまりのことにあきれ果てて、観たことを後悔する。ただほど高いことをこれほど明確に教えてくれる事例はないと心から思う。

ポチッとよろしく!

« 右のものを左に | トップページ | 魅力的な人 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 右のものを左に | トップページ | 魅力的な人 »

2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

カテゴリー

  • アニメ・コミック
  • ウェブログ・ココログ関連
  • グルメ・クッキング
  • スポーツ
  • ニュース
  • パソコン・インターネット
  • 住まい・インテリア
  • 心と体
  • 携帯・デジカメ
  • 文化・芸術
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 経済・政治・国際
  • 芸能・アイドル
  • 趣味
  • 音楽
無料ブログはココログ
フォト

ウェブページ