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2020年1月 1日 (水)

音楽を堪能する

 大晦日は音楽を堪能した。録画してあったカサンドラ・ウィルソンやブライアン・ウィルソンのライブをAVアンプをちょっと大きめの音量にして楽しんだ。この二人について私はあまり知らない。同じウィルソンだけれど全く関係なさそうだ(何しろアメリカ人ではあるが、黒人と白人で人種も違う)。往年のビッグアーティストであるらしい。しかしその音楽性の高さ、声量をともなう迫力は強烈である。参加するアーティストたちはおじさんおばさん(おじいさんとおばあさんか)はとても楽しそうに全力で演奏したり歌っている。

 

 日本で往年のアーティストが出て来ると、その衰えは目をおおうような場合が多くて残念なことの方が多いのとはまるで違う。日本の場合はそもそも声が出ていないから、すでにアーティストということはできないことが多い。老醜をさらしていることに本人は気がついていないか、気がついていてもお金のために出ているのだろうが、それはもうそもそもアーティストの資格がない。

 

 そういう意味では現在の井上陽水や竹内マリアの特集を観たけれど、そのアーティストとしての矜持と音楽性の高さは別格だった。何しろ声がちゃんと出ている。声量がなくなり、高音が出なくなったらもう歌手という看板を下ろすのが当然なのに名前だけで出ている元歌手を見ると、その老醜に寒気がする。それに拍手喝采することの何という残酷さ。

 

 まさか大晦日を西洋の音楽を聴きながら過ごすことになるとは思わなかった。とはいえそれなりにしみじみとした大晦日であった。

 

 大晦日、娘のどん姫が昼過ぎに来て、息子の送ってくれたビールで乾杯し、ワインと日本酒を附き合ってくれて、また二日にくるからねえ、といって夕方遅くに旦那のところへ帰っていった。二日の晩は泊まるというから腕によりをかけた料理で歓待することにしようと思う。
ポチッとよろしく!

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コメント

OKCHANさん
我が家も娘がやってきて挨拶済ませたら、
40歳になってもお年玉福沢さんをお供に帰っていきました。
初詣の交通安全お守りが私たちへのお年玉です。

田作りの最後、だし醤油を入れようとして、
間違えて鍋用のゴマダレをかけたら、
猫ちゃんも・旦那さんもおいしいとパクパク。
たまには味付け変えても楽しめますよ(*^_^*)

ちかよ様
今日昼からまたどん姫がやって来て、今日は泊まりです。
旦那は電気工事の仕事で七日くらいまでは大忙し、休めません。
それがすぎたらあらためて二人で来ると思います。
昨日は息子と嫁さんから年賀の電話がありました。
なんとなく気持の浮き浮きする正月になりました。

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