インプットを一休み
一日は結構長いのに、読書に集中できるのはせいぜい3~4時間である。たったそれだけなのにその読書に倦んできた。読書しながら多少は考えているけれども、おおむねインプットに終始する。もともと低容量のメモリーしか持ち合わせていないので、頭の中にさまざまな記憶や思いが雑然とひしめき合ってあふれそうな状態になる。フリーズ寸前なのである。
そういう時は暫くインプットを中断する。つまりぼんやりする。どこか山や海などに出掛けて景色をただ眺めたりするのが好い。そうするともともと隙間だらけで雑然として詰めこまれていたものがおのずから収まるところに収まって、若干の余裕が生じ、新たにインプットが可能になる。
ほとんどのものが収まったまま出てこない(失われる・つまり忘れる)のが哀しいが、とりあえず引き出せるものを手がかりにいろいろ考え、アウトプットする。友達や娘がその犠牲になる。ブログに書いたりするのもそういうものである。アウトプットするためにインプットするというのが本当なのだろうけれど、私の場合はインプットするためにアウトプットしているようである。だから常に考えは不十分な、出来損ないに終わる。
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