珍しく・・・
春でもないのにやたらに眠い。早めに眠くなり、夜中に目が醒めるけれど灯りもつけずにじっとしていると、又眠りに入ることができるようになった。それなのに昼間テレビを観たり本を読んだりしているといつの間にかうつらうつらしている。どういうわけかいくらでも眠れる。
正月以来ほとんど出掛けていない。本を読んだり録画したドラマやドキュメントや紀行番組を観ている。こたつの守もいい加減にしないと身体がおかしくなりそうだ。
というわけで、昨日午後になってようやく腰を上げ、まず床屋に行き、短く刈り上げてもらった、さっぱりした頭のまま名古屋の鶴舞まで出掛けた。いつもの古本屋へ出掛けたのだ。今回は評論本を物色した。『奥野健男作家評論集』全五巻を見つけた。箱入りで、すべて月報が添付されている。箱はかなりくたびれているが、全部で2300円なら御の字である。
掘り出し物を見つけた喜びでわくわくしたところで、鶴舞の駅前の飲み屋にふらりと飛び込んだ。旅先で独りで飲むことはあるが、名古屋で独り飲みは年に一度か二度のことで、私としては珍しい。
開いたばかりのモツ焼きを看板に掲げている店で、さまざまな串を頼んで美味しいお酒を飲んだ。腹ごしらえにおでんもいただく。大根が美味しい。つい余分に飲んでしまったけれど、常連らしいサラリーマンがどんどん押しかけたので席を立つ。
毎年恒例の友人達との新酒会の日が、息子の結婚式と重ならないことを確認できた(これもとても嬉しい)ので、常任幹事として友人達へ連絡した。蔵開きも完全予約制になったのでちゃんと酒蔵に連絡する必要がある。
その日だけ会う友人先輩もいる。楽しみにしてくれている友もある。出来れば今年も余り寒くなくて、好い場所が取れればいいなあ、と思っている。
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