暇つぶし
二ヶ月以上床屋に行っていないので襟足がむさ苦しい。しかし床屋は不特定多数の人が密接する場所である。髪が伸びたところで薄くなった頭ではなにほどもないとあきらめることにした。
温泉に行きたい。せめてドライブがてら日帰り温泉にでも行こうかと思いながら、我慢している。代わりに温泉の名を冠した入浴剤をいれて家の風呂にゆっくり浸かればいい。深夜電力の温水器で追い炊きできないから毎回湯を落としてしまうが、温泉のつもりで一日二度入ったところでぜいたくな気分が味わえて無駄遣いというほどのこともない。風呂でゆっくり本を読むのも好きだ。
気分転換にゲームをする。対戦型の囲碁ソフトか、なじみの「大戦略」でシュミレーションを楽しむ。膝をいじめ続けて数日たった。膝の痛みは相変わらずだけれど、歩く足が軽くなってきた。固まっていた筋肉や筋が少し伸びはじめた気がする。逆療法もときには必要なのだ。
一時間で二、三十ページしか読めない評論などを読む。これも頭に対する負荷をかけるためだが、書いている意味を読み取ろうと思って格闘していると、以前なら睡眠薬がわりだったのに、案外集中できたりして意外と面白い。たくさん読むことにこだわって読み飛ばしてきたことが、実は大事なことを読み損なっていたことだと思い知る。考えることも必要だし、呆け防止に何よりだ。ただ、この頃眼がかすむし、視野も少し狭くなっているのが鬱陶しい。いつまで読書三昧、映画三昧が出来るだろうか。![]()
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