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2020年4月 7日 (火)

映画『幻影師 アイゼンハイム』2006年アメリカ・チェコ

監督ニール・バーガー、出演エドワード・ノートンほか

 

 希代の奇術師を、くせ者エドワード・ノートンが演ずるのであるから、オチはこうなるだろうと想像していた通りの結末だ。それなのにたいへん満足して観終えることが出来た。彼を追う警部のラストの哄笑がいい。観ている人たちが予想する(同時に期待する)結末にむけて予想通りに展開しながら面白いと思わせるのは、この作品が優れている証拠だ。

 

 ドイツロマン派の幻想小説作家のホフマンの短編小説に『砂男』(岩波文庫の『ホフマン短編集』に収められている)という話があって、もちろんこの映画とはまったくストーリーは違うけれど、同じ味わいを感じる。なかなか楽しめる。
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