ようやく本調子に戻った?
寝込むような具合の悪さは無くなったけれど、微妙な発熱(37度あるかないか)がときどきあった。そういうときは、排尿を見る(医師から常に意識して観察しておくように言われている)と濁りが見られる。ひどいときは濁った醤油のような恐ろしい色をしている。それがようやく澄んだ排尿が続くようになった。そうなるとだるさのような、何もしたくないという倦怠感が消えて、本を集中して読めるようになった。
来週は泌尿器科の定期検診で、菌の検査をしてもらうので、そこで何もなければさいわいである。
備忘録として、先週末から読んだ文章(本ではない)を記録しておく。一つ一つ考えたことを書きたいけれど、多すぎるので今回は題名だけにする。十日ほど全く本が読めなかったので、いまは読むのが楽しくて仕方がない。
評論
『「戦後」派文学の方法』奥野健男
『東洋的全体小説』奥野健男
『性文学の質的転換』奥野健男
『快感原則による文学』奥野健男
『深層意識と言語』奥野健男
『リアリズムを超えて』奥野健男
『現代文学の基軸』奥野健男
『昭和十年代文学とは何か?』奥野健男
『正統意識を排す』奥野健男
『誰を意識して書くか』奥野健男
『物語の行方』三浦雅士
『コピーという呪文』三浦雅士
『乃木伝説の思想』橋本文三
『戦中派とその「時間」』橋本文三
小説
『鬼平犯科帳11』池波正太郎
『剣客商売 勝負』池波正太郎
『速夫の妹』志賀直哉
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