明日でもいいことは今日しない
現役中は朝一番に、今日しなければならないことをメモに書き出した。夕方片付いたものを赤ペンで消していくのが楽しみだったが、次第に書き出す項目が増えていき、当然やり残しもあるようになった。翌朝はその残ったものと、新たに片付けなければならないことを書き出す。
だから今日片付けなければならないこと、さらに明日でかまわなくても今日やっておけば楽になるだろうこともどんどん片付けるようにした。
そのときのモットーは
「今日できることは今日やる」。
リタイアした今も朝、メモに書き出す習慣は続けている。いまは、そこに書き出された、しなければならないことは雑事がほとんどで、片付ける気になればたちまち片付くものの方が多い。残ってしまうものはしたくないからしないので、出来ないから残ったものではない。
しないから残ってしまうことのストレスと、先延ばししたことで生み出された余裕とを比べて、今は余裕の方に価値を感じている。
10年ほど前に退職された会社の大先輩が、常々仰っていた言葉でした。
その方を思い出し、懐かしい想いです。
小生も管理職を退き、最近は「今日やるべきこと」と「明日でもよいこと」の
バランスが取れるようになってきたように思います。
在宅ワークの昨今、このようなバランスが大事なのかもしれませんね。
投稿: のみすけ | 2020年7月27日 (月) 06時22分
のみすけ様
現役時代は先送りすると収拾がつかなくなりましたから、出来るときには出来ることを片付けておく必要がありましたが、今は暇なときの方が多いです。
やらなければならないことに気持ちが追われるとゆとりを失って、見えるものが見えなくなっていることがあります。
それでも雑用は常にあるもので、人生は雑用で出来ているような気がします。
現役を離れてから、一人飲みがなくなりました。
のみすけ様の記事で一人飲みの気分を味わっています。
それにしても健啖なことに感心します。
投稿: OKCHAN | 2020年7月27日 (月) 07時30分