近未来予測で元気を出す
世界は新型コロナウイルスの防疫よりも、経済の方を優先する方向に舵を切りつつある。元々防疫と経済活動は両立しないものであり、経済活動が低下したままでは社会が保たないから、経済活動再開は必然ともいえる。それはブラジルやアメリカばかりではなく、日本も同様である。そうなれば防疫は不十分なものになって感染は再拡大するのも必然である。
命が大事、という建前が当初は優先したが、重症化したり死亡したりするのは社会全体としてはごく一部であって、それは仕方がないことだ、ということかと思う。特に若い人は感染してもたいてい大丈夫、と思っているから、歯止めが弱まれば一気に街に繰り出して以前と同じ生活を始めている。そして実際重症者はそれほど増えているわけではないようだ。
しかし高齢者や持病のある者にとっては、ゆゆしき事態であり、そもそもそのような人はいまでも家に引きこもり、他人との接触をひたすら避けているはずで、だから重症者が少ないのだと思う。
アメリカと同様、日本でも再拡大は必至で、それでも担当の西村大臣は、緊急事態宣言をだす必要はない、とおっしゃる。それは政府全体の意向であるからだろう。そしてこれはもう変わらないだろう。ウイズ・コロナはこれからの生き方になるのだ。
ここからは私の妄想的想像だが、これから持病を持つ者、高齢者など感染リスクの高い人たちへの感染がじわじわと増えていき、結果的に年金や医療費などの社会保障費負担の原因となっている体力的弱者が淘汰されていくであろう。そうして社会は経済負担が減り、全体がリフレッシュし、若くて健康な人たちの世界になっていく。まことにめでたいことである。
私は持病持ちの高齢者である。覚悟はしている。覚悟はしているがあきらめない。しぶとく生き延びるために頑張るしかない。そう思ったらあまり弱音も吐いていられないと思ったら、少し元気が出てきた。
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少し元気になられて何よりです。
ウイズ・コロナ時代については私も同様の事を感じています。
コロナウィルスは人類にとってまことに都合よく出来ている。
乳幼児は(ほぼ)罹患せず、若者は無症状でウィルスをまき散らし
高齢者は重症となり、ひいては人類を若返らせる。
人工的に作られたとは思いたくないが、不埒なことが頭をよぎる。
ワクチン、治療薬が開発されるまで生き延びましょう!
投稿: オペラ | 2020年7月11日 (土) 17時29分
オペラ様
頑張ってなるべく長生きしましょう。
投稿: OKCHAN | 2020年7月11日 (土) 18時13分