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2021年9月 5日 (日)

映画ベストスリー

 ブログのテーマとして、自分の映画ベストスリーを上げてエントリーすると、ポイントがもらえるかも知れない。映画好きがひしめいている中で、コンテストになるなら選ばれる可能性はほとんどないが、自分なら何を選ぶかちょっとだけ考えてみた。

 

 映画好きなら、観た映画は百本や二百本どころではないだろう。私も軽く千本は超えているだろうと思う。そこから三本だけ選ぶなど不可能である。ためしにメモに書き出してみたら、たちまち五十本を超えてしまった。あえて無理やり選んだのは、『ネレトバの戦い』、『駅 STATION』、「ワイルド・バンチ』の三本。

 

『ネレトバの戦い』はユーゴスラビアのパルチザンの戦いを描いた戦争映画で、名優がたくさん出ている。王政復古軍とナチスドイツとの三つ巴の戦いで追い詰められ、チフスも蔓延して疲弊しきったパルチザンがどう戦い、虎口を脱したのか。そこには数多くの自己犠牲があった。長い映画でいささか陰鬱な映像が続くが、それがラストの陽光輝く草原のシーンで吹き飛ばされる。涙が次から次にあふれて止まらなかった記憶がある。シルバ・コシナという女優が忘れられない。この映画で、ユーゴスラビアという国の成り立ち、チトー大統領のカリスマ性について学んだ。チトー大統領が死んでユーゴスラビアはバラバラになった。そのことを考えるたびにこの映画を思い出す。

 

『駅 STATION』倉本聰脚本、降旗康男監督、高倉健主演の黄金トリオの映画で、同一主人公のオムニバス形式になっている。冒頭の駅頭でのいしだあゆみとの別れのシーンが素晴らしい。文句なしの私の日本映画ベストワンである。雄冬の冬の海の映像も忘れがたい。若い頃仕事で年に数回、行く度に十日前後道内を仕事で回った。十年あまり足を運んだから、五十回は行っただろう。地方もくまなく回ったから、思い入れがある。リタイアしてから、自分の車ごとフェリーに乗って北海道に久しぶりに渡り、冬ではなかったが、留萌、増毛、雄冬を車で訪ね歩いた。

 

『ワイルドバンチ』サム・ペキンパーの傑作西部劇。老年にさしかかったアウトローたちの末路を凄惨に、なおかつ美しく哀しく描いていた。ウイリアム・ホールデン、アーネスト・ボーグナイン、ロバート・ライアンなどが人生最後の輝きを見せていた。この映画でアーネスト・ボーグナインが好きになった。途中のメキシコの村で一騒ぎしたあと、死地に赴く面々が木漏れ日の中をゆったり行くシーンに『ラ・ゴロンドリーナ』の歌が被さる。とてつもなく美しく切ないシーンだ。

 

 そのほかに候補として考えた映画の一部を羅列せずにはいられない。

 

『ナバロンの要塞』、『御用金』、『ウエストサイド・ストーリー』『シェーン』、『ジャワの東』、『ラムの大通り』、『ランボー』、『エクソシスト2』、『プレデター』、『ローマの休日』、『砂の器』、『シャイニング』、『マッドマックス2』、『ラスト・オブ・モヒカン』、『泥の川』、『バクダット・カフェ』『バクダット・カフェ』・・・、きりがないからここまでとする。洩れているものが多いはずだから、また考えたら全く違うリストになるかも知れない。

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