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2021年12月27日 (月)

歴史総合

 韓国や中国から、日本人は歴史を知らないと批判をいただくことがある。彼らのいう「歴史」というのがどんなものかよく知らないが、きちんと学校で「歴史教育」がされていることはたしかなようだ。ここでいう「歴史教育」というのは、近現代史である。それなら日本は「歴史教育」が不十分であると認めざるを得ない。

 

 テレビで若者に問うと、日本がアメリカと戦争をした事を知らないなどとあきれ果てるようなことを平然と答えたりする。たまたまそういう愚かな若者ばかりを取り上げているのか、本当に多くの若者が知らないのか。それなら問題だ。そういう若者も韓国や中国を侵略したことは知っているようだ。これは韓国や中国から日本のマスコミを通じて繰り返し「歴史教育」をしてもらっているおかげだろう。

 

 高校では世界史を学ぶけれども、日本史は学ばないのだそうだ。そして近現代史はあまり受験の問題として取り上げられないようだ。だから授業で近現代史ははしょられてしまう。私の時代でさえそうだった。近現代史は捉え方に思想が伴いやすい。それが「歴史認識」である。だからその歴史をどう捉えるかについて思想的批判がされることになることがあり、それを嫌って日本は近現代史をまともに教えてこなかった。私は戦後の大学の歴史学者が岩波書店的なマルクス史観一色だったことの弊害を感じる。偏っては歴史は韓国や中国のように学問ではなくなってしまう。

 

 池上彰の番組で知ったが、日本も遅ればせながら近現代史を教えることになったそうだ。高校では日本史と世界史を統合して「歴史総合」という科目にして、扱う時代は主に19世紀以降にするという。つまり近現代史を教えるのだという。まことにけっこうなことだ。それならその教育を受けた若者があたりまえになるわけで、「日本がアメリカと戦争したことなんか知らない」若者は、ただの勉強しなかったバカだと眺めることが出来るようになる。
   
 子供ならともかく、いい大人が「教わらなかったから知らない」というのは恥ずかしいことで、知ろうと思えば日本は北朝鮮や中国とちがうから何でも知ることの出来る国である。それが「教わらなかったから」という言い訳が出来なくなるのは慶賀すべきことだ。

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コメント

こんばんは
確かに歴史(日本史)の授業は明治維新でタイムオーバーになってしまい、教員は「後は各自教科書を読むように」で済まされました。私は受験教科で日本史は使わなかったのであまり偉そうなことは言えませんが、大学に入ってから、そういう学部(つまり朝鮮語学科)でしたので韓国人に対抗するための理論武装として近現代史を本で学びました。しかし、当時は某漫画家が描いた『戦争論』的な今のネトウヨ揺籃を予測するような本や、新しい教科書をつくる会的な組織などがあると思えば、何だか訳がわかりませんが必要以上に日本を貶める左翼団体など、日本の歴史教育(研究)はロクでもない状態だったことを覚えています。今も変わらないでしょう。
大事なのは「いかに真実を真実として学ぶか?」だとつくづく思わされています。では、
shinzei拝

shinzei様
教わらないから自分で知ろうとする、というのが学ぶということだと思います。
中学生まではただ教わる、知識を身につけるというのが主体でかまいませんが、高校生大学生になったらね自分で学ぶことを覚えないと大人とはいえないと思います。
えらそうにいえるほど学んではいませんが・・・。

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