自己紹介と自己主張
女性は、明るくて楽しい人、優しい人を好むようで、私は暗くもないし優しさもそこそこあるつもりだけれど、不思議なことにあまり女性にもてない。理由は私が自己主張が強いと思われるからかも知れないと、いまになって気がついているが、手遅れで残念である。
私は自己主張が強いのではない。私は相手の人に私のことを知ってもらいたいと思う気持ちがたぶん人一倍強いので、自分がいろいろなことで経験したこと、感じたこと、考えたことを一生懸命話してしまう。それがあたかも自己主張をしているかのように受け取られているのだと思う。心がけて相手の話を聞くために黙って聞くことにしたとしても、その相手の言ったことについて自分が感じたこと、考えたことを口に出さずにはいられないという性分が、あたかも反論しているかのように受け取られるらしいのである。
私は相手を否定しないし、とにかく、なるほどそうか、と思う人間である。ただ闇雲に相手に同調したりしない。そのほうが失礼だと思うから、違いを表明するだけである。
その私を希にそのまま受け止めてくれる女性に出会うと(もちろん男性でも好い)とても嬉しい。そういう珍しい女性はたいていとても賢い(賢くないはずがない)。珍しいくらいだから、めったにいないけれど、もともと全ての人に好かれたいと思うほど欲張りではないから、まあいいか、と思っている。全くいないわけではないのだからそれでいいのである。
そういえば、以前このブログに、私のブログは私の自己紹介のようなものだと書いたら、思ってもいないキツい批判を受けて面食らったことがある。それも自己主張に見えたのかなあ。いまだに理解できないので忘れられない。
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