世界文化遺産
文化審議会が佐渡金山を世界文化遺産として推薦したそうだ。政府は申請を検討することになるという。するとさっそく韓国から佐渡金山は朝鮮人が強制労働させられた場所だという声が上がっているという。声を上げているのは韓国政府なのかマスコミなのか国民なのかまだよくわからないが、マスコミが煽り立てれば政府も国民も合唱する国だからクレームの出発点を区別しても意味はないかも知れない。
佐渡金山で強制労働があったのかどうか知らないが、その地下での仕事が過酷であったことは事実だろう。江戸時代は無宿人などが強制労働させられていたことはよく知られている。戦前戦時中でもかなり機械化されていたとはいえ過酷であっただったろうが、それが強制されていたかどうかが問題で、仕事がきつかったから犯罪行為だと言い立てるのは決めつけが過ぎる気がする。
韓国の場合、強制の事実があっはずだと決めつけた上での言いがかりにしか聞こえないことが多く、論争になりようがない。韓国が断定したものは彼らにとってすでに事実になってしまうことはいままでに繰り返し見せられてきたことだ。
世界遺産とはなんなのだろうと思ってしまう。佐渡では、随分前から佐渡金山の世界遺産への申請を願ってきたようだが、その目的はなんだろうか。世界遺産に認定されると観光が盛んになり、人がたくさん来るから地元が潤うだろうというのがもくろみであるだろう。
認定する側は、世界遺産に認定することで失われかねない人類の遺産を残そうというのが建前であるだろう。もくろみと建前にずいぶん乖離があるような気がするが、根底には経済原理が優先して働いているような気がしてならない。推薦することを生業(なりわい)にしている人たちがいるということだ。ことあるごとに日本にクレームをつけている韓国の人たちもそれを生業にしているのではないか。
きれいごとを言っても、みんな商売なら、胡散臭く見えてきてしまう。その裏話があったとしてもあまり知りたいとは思わない。
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こんばんは
今日は私の少し過激な韓国関係の文章を見ていただきありがとうございます。ああ言うつもりは毛頭無かったのですが、真実ですのであえてそう申し上げさせていただきました。韓国好きや韓国に対するヘイトスピーチのカウンターー勢力の方々にはイヤな、それこそ見たくない文章でしょう・・・。
そう言えば97年ごろ、ですから私が初めて韓国に短期留学した時、韓国人学生が「我が国の学生を中心とする左翼運動もイシューがないなあ」と言っていました。恐らくあの時代は”民主化”が韓国国民の比較的思う通りに進展した時代でしたのでまさにイシューの無くなった時代だったのでしょう。
多少時間軸はずれますが、この時日本の左翼が送り出した韓国左翼の”救世主”がまさにこの従軍慰安婦や徴用工の問題だった。今では推察します。日本の左翼も韓国の左翼も日本政府を責め立てるという利害が一致しとりあえず双方にイシューが出来ましたし、まさにこの時両方はウィンウィンの関係になったのだと思います。
では、
shinzei拝
投稿: shinzei | 2021年12月29日 (水) 17時17分
shinzei様
生きていく目的が変な方向に行ったまま戻れなくなっているのですかね。
隘路に入っていると私は思いますが、そのことに気がつかないままなら出口はないでしょう。
投稿: OKCHAN | 2021年12月29日 (水) 17時44分