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2021年12月17日 (金)

映画『アンダーウオー 地下道爆破計画』2021年イギリス

 WOWOWと契約しているので、かなりの数の映画を観ることが出来る。月末に次月の放映作品などのプログラムが送られてくるので、そこからセレクトして予約しておき、録画している。以前は月20本までにしていたが、見切れずに残るので、いまは10本程度に絞るよう努力している(努力はたいてい実らない)。だから好みが偏り、ジャンルが拡げられないのは致し方ない。

 

 この映画は、第一次大戦のヨーロッパ戦線が塹壕戦の膠着状態になったころの話が描かれている。実話のようである。戦場というのがどれほど人間の尊厳を損なう場所であるのか、汚辱にまみれ、血と泥と糞尿の惨状を見ることになる。膠着状態を打破するために地下トンネルを掘り進める計画を立てたイギリス軍は、鉱山の掘削技師たちに協力を依頼するのだが、技師たちは難工事のために自らが掘削を行うしかないと覚悟を決めて戦線に参加する。

 

 ドイツ軍も同様のトンネルを掘っている。地下の息詰まる攻防戦は、さながら潜水艦の闘いに似ている。こういう映画は必ず自己犠牲のシーンがつきもので、わかっていても見ている方は切ない。最も死んで欲しくない人が死ぬことになるのだから。

 

 人は人の笑いを見て笑う。人が涙するのを見て悲しくなる。悲しいから泣くのではない。しかしこの映画のラストシーンで、画面には涙がないのに目頭が熱くなった。本物を感じたからだろう。

 

 もう一本、中国の『エクストリーム・バレット 極限死闘』2020年、という映画を観たが、あまりのお粗末さにあきれ果てて途中で観るのをやめた。どこの国にも駄作はある。WOWOWはもう少しちゃんと選べよ、と苦情を言いたくなるようなひどさであった。

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