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2022年3月21日 (月)

映画『去りゆく男』

 1956年のアメリカ映画。主演はグレン・フォード。脇役にアーネスト・ボーグナイン、ロッド・スタイガー、チャールズ・ブロンソンなどが出演している。題名が変だけれど、これはれっきとした西部劇である。

 

 アーネスト・ボーグナインは『ワイルド・バンチ』ではいい役をしていた。ロッド・スタイガーは『夕陽のギャングたち』で、主人公の相棒役の山賊を演じていた。どうもこの二作品から離れられない。

 

 気のいい牧場主のシェップ(アーネスト・ボーグナイン)は行き倒れていたジューバル(グレン・フォード)という男を助ける。牧場は人手が足らないということでジューバルはここで働くことになる。シェップにはカナダから来た年の離れた若い妻がいる。シェップに不満があるその妻はジューバルを誘惑するが、ジューバルはシェップに恩義があるのでなびかない。

 

 よく働く上に能力も高いジューバルは気に入られてリーダーをなかされることになるが、いままでの牧場のリーダー役だったピンキー(ロッド・スタイガー)の恨みを買うことになってしまう。ピンキーはもともと性格が粗暴で、シェップの若い妻とも関係があったらしいが、いまは毛嫌いされている。しかしシェップはなにも気がつかない。

 

 やがてさまざまな出来事があったあと、ピンキーとシェップの若い妻によってジューバルはシェップに妻を寝取ったと誤解を受けてしまう。ついにシェップはジューバルに銃を向けることになり・・・。

 

 哀しい結末のあと、ジューバルと彼を助けたレブ(チャールズ・ブロンソン)は牧場をあとに去って行く。

 

 西部劇の時代の西部には女性の数が極端に少なかった。だから女性は極めて大事にされ、結婚できない男が多かった。女は弱いもの、愚かなものとしてちやほやされていた。それがレディ・ファーストの正体である。だからハリウッド映画の女性はたいていおろかそのものである。しかし実際はそれなりに強い意志を持たなければ西部では生き抜いていけなかったはずである。中にはこのシェップの妻のように自分が女であることで男たちを振り回す女性もいただろう。案外それなりに男をコントロールしていた気がする。

 

 アメリカの女性が、女性の権利を主張するのは日本とは原点が違うような気がする。そのアメリカのフェミニズムをそのまま日本で主張するから、ときに田嶋陽子女史のような日本の実態と乖離したとんちんかんなフェミニストが誕生する(と私は感じている)。絶対に論争はしたくないけど。

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