近場にしようと思う
膝や腰が痛い。年相応なのだろうが、それ用の薬代もバカにならない。といって中断するとさらに痛む。だから温泉に湯治に行きたい気持ちがあるのだが・・・。
今日の運勢占いでは、かねて行きたかったところへ出かける計画を立てるがよい、とある。行きたいところはいろいろある。すでに地図を見ながらどこをどうめぐるかも考えている。しかしすぐに春休みの時期で、コロナ禍はやや下火になって蔓延防止も解除された。人が多いところへ出かけるのは好きではない。
唯一の収入源である年金は減少しているのに、水道光熱費、通信費、食費など、生活費が増加している。ネット通販に馴れてきて、その出費が増えている。電化製品も買い換えたいものが順番を待っている。読みたい本や録画した映画の消化が進んでいない。出かければますます進まない。
梨木香歩の『冬虫夏草』という本の、能登川から愛知川(えちがわ)沿いに遡って永源寺界隈を歩く場面を読んでいたら、無性にその辺りに行ってみたくなった。滋賀県なら遠くないから日帰りで行ける。気持ちを切り替えて考えてみたら、近場に出かけるのも好いではないかと思った。近場でも行ったことのないところは山ほどある。ドライビングマップを丁寧に見ていると、そういうところが次々に目につく。ひところ(昨秋)愛知県と岐阜県の近場を歩いた。車で走るからガソリン代はかかるが、宿泊で出かける旅よりははるかに安くつくではないか。
温泉はしばらくあきらめて、我が家の風呂を温泉にでもしよう。朝風呂も許すことにしよう。手足は伸ばせないけれど、好きなときに好きなだけはいっていられるし、他人が来ることもない。朝酒はやめておく。
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