無責任にいえば
韓国の反日が多少おさまる可能性があるとすれば、韓国が日本に嫌われないようにしなければならなくなる状況になることであり、そこから考えると来週の大統領選挙と国政選挙で、与党のポプュリストの候補が当選し、国政選挙では与党が大敗することが望ましい。もちろんその結果として、混乱が生じて韓国の国民にとってはもしかしたら最も望ましくないことになるだろうからだ。
韓国も、国が豊かになれば、でっち上げの多い歴史認識を根拠にした反日にこだわることはなくなるだろうと期待したが、全く逆だった。衣食足りて礼節を知るというけれど、どう見ても衣食が足りてますます礼節を失う国に成り下がっている。その標的にされている国に住む日本人である私から見れば、韓国にだんだん反感をつのらせ始めるのはあたりまえの成り行きだろう。
ロシアのウクライナ侵攻は想定よりもうまくいっていないと報じられている。本当にそうなのか、そうであって欲しい希望的観測なのか、いまの時点ではわからないから、楽観視するのは早い気がする。しかしロシアがクリミアやジョージアへの侵攻と同様にウクライナも電撃的に支配できると考えていたのなら、見込み違いとなりそうだ。ゼレンスキーという大統領は、元コメディアンで政治的にシロウトだ、と繰り返し批判されているけれど、いまの事態でも命がけで踏みとどまっているのはロシアにはもっとも意外なことなのではないだろうか。大統領が逃げ出し、政権が崩壊し、国内が混乱するというシナリオを想定したはずだ。
そういう意味では日中戦争という泥沼へ日本を引きずり込んだ関東軍が、ロシアの参戦を知って日本人を置き去りにいち早く撤収したことを思いだす。国民を護らずに逃げ出す軍隊を持った日本は負けたのがとうぜんだった。トップが責任をとる覚悟のない組織など潰れてとうぜんだ。東京電力のことを言っている。国民や国家にこれだけの被害を与えてどうして潰さなかったのだろう。こうして次々に責任をとらないという伝統が引き継がれていく。
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