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2022年3月16日 (水)

ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウス(上)』河出書房新社

 味わいながら、つまり考えながら読んだ。こういう本を読むのも知的刺激を受けるから楽しい。21世紀に入り、人類は最大の懸案だった戦争、疫病、飢餓をようやく克服して、新しい未来への路を求め始めている、という見立てのもとに、人類の来し方行く末について考察している。この本の最後には宗教と科学というテーマで考えていて、大変参考になった。とはいえ私は書かれていることの何分の一程度しか理解が出来ていないし、読み取れてもいない。自分の非才にいまさらながら情けない思いがした。基礎知識が足りない上に、しっかりと考えるという、だいじなことを怠って生きてきた。いまさら気がついても遅いが・・・。

 

 しかし、現実のいま、世界はウクライナでの戦争に震撼し、その前に新型コロナウイルスによるパンデミックのさなかにいる。それらのことはこの本が書かれてからあとに起こった。著者の案に相違したと言うべきだが、人類全ての案に相違した事態であるから、著者のハラリ氏だけを責めるのは酷である。

 

 さまざまなテーマが絡み合いながら流れるように論じられていくのだが、それぞれを咀嚼して自分なりの考えを加えたいと思うものの、それだとどれほどの時間を要するか判らないので、つい読みとばしてしまった。こういう本は読了すれば読んだということになるわけではない。時間があればもう一度読むことになるだろう。その読み方についてアイデアがある。本当に「読む」ということを試してみたい気がしている。夢に終わりそうだけど。

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