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2022年3月10日 (木)

思ったより美本

 ドイツロマン派のホフマン(1776-1822)の『悪魔の美酒』という本を古書店に依頼したら、昨晩配達されてきた。古書の配本としてはいつになく早い。これは河出書房(一度倒産していまは河出書房新社)のグリーン版世界文学全集、第三集第十巻で、昭和40年の初版である。初版というよりそれほど売れなかったから再販はされなかったであろうと思う。私が高校生のときに図書館で借りて読んだのはこの本である。なんと五十数年前のことだ。

 

 思ったより美本で、しおりの紐は動かされた形跡がないから、全集で揃えたけれど読まずにそのまま古本屋に売り払ったものだろう。私が中学生、高校生のときに興奮して夢中で読んだ本といえば、柴田錬三郎の『孤剣は折れず』、M.ミッチェルの『風と共に去りぬ』、開高健『パニック』、『日本三文オペラ』、光瀬龍『百億の昼と千億の夜』、そしてこのホフマンの『悪魔の美酒』を嚆矢とする。そしてこの本以外は蔵書があって二度三度と読んでいる。ようやく手に入れていまは感激しているところ。

 

 内容は覚えているようなほとんどが忘れているような、というところで、とにかく奇妙で不思議な長編奇譚である。いつものようにいま読みかけの本が何冊かあって、それに加えるか、一段落させて集中して読むか迷っている。読みかけは梨木香歩の『家守奇譚』(もうすぐ読み終わる)、ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウス』(上巻の半分まで読んだ)、宮城谷昌光『三国志』(全十二巻の第三巻を半分まで読んだ)、小川洋子編の『小川洋子の陶酔短編箱』、薄田泣菫『茶話』(上中下の下巻を読んでいる)など。他にも待機中の本があるのだけれど・・・。

 

 映画やドラマやドキュメントも観なければならないし、韓国の大統領選の結果とそのあとの韓国がどうなるかも知りたいし、忙しいのである。しあわせ!

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