冷房嫌い
東日本大震災の年に、満で97歳で死んだ私の父は冷房が嫌いだった。炎天下でも帽子をかぶって庭いじりをして、冷房を入れずに昼寝をした。部屋に冷房を入れるとそこから冷房のないところへ逃げ出す。たぶん今年のような猛暑でも同じだっただろう。母が口うるさく水分補給をするように言うが、たまにお茶を飲む程度で、冷たいものを飲むことはほとんどなかった。
冷房の嫌いな人は私の身の回りでもけっこういる。危険な今年の夏を、そういう冷房嫌いの人は乗り越えることが出来るだろうか。コロナ禍も猛暑も、高齢者を淘汰するように働いているような気がしてならない。
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