して善いことと悪いこと
世のなかには、して善いことと悪いことがある。そのして善いことと悪いことは世のなかの約束ごとであって、約束は破ることが出来るものだから、悪いことをする人間がいる。法律だって憲法だって約束事で、皆が守ってはじめて意味がある。
支援金の詐欺に加担した多くの若者がいたことは、だから驚くにはあたらない。ただし、そういうことはしてはいけないとは知らなかった、などという言い訳は通用しない。私が驚くのは、だまされた若者に同情するような論調を見聞きするときである。約束を破ったらペナルティが科される。当たり前のことで、そうでなければ約束そのものが無意味になる。社会は何でもありの無法地帯になってしまう。約束は破ることが出来るが、守った方がいい。それくらい親も教師も教えてやれよ。
万引きについては先日書いた。
どうしてしてはいけないの、などと小賢しいこどもはおとなの顔色を見ながら問う。してはいけないことになっているからしてはいけないのだ。それが約束だからだ。そして約束は守るほうが生きやすいように世のなかは出来ているのだ。
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