« ポイント制 | トップページ | 美の発見 »

2022年6月24日 (金)

映画『椿の庭』

 2021年の日本映画。写真の上田義彦が監督と撮影をした映画で、映像詩というところか。主演は富司純子で、同居する孫娘役でシム・ウンギョンが好演している。舞台になっている日本家屋を見ながら川端康成や養老孟司の鎌倉の家を連想した。

 

 ワンカットワンカットの映像で監督の伝えたいものを受け止めることが出来たと思う。それはほんの一部だろうけれど、伝わった。しかし、この映画には大きな問題がある。それは長すぎる(129分)ことだ。台詞をとことん切り詰めているのにもかかわらず、映像を盛り込みすぎている(と思う)。100分程度にしても充分完成作になり、たぶんそのほうが出来も良かったのではないか。

 

 緋牡丹博徒シリーズで別格的に大好きな富司純子はいまもとても美しい。その美しさには品がある。映画の中で和服を脱ぎ着するシーンがたびたび出てくるが、その仕草の美しさを見ながら、祖母や母が和服を身につけた頃のことを思い出していた。日本の美のある典型を見た気がする。そういうシーンがふんだんにある。そういう美が日本から失われたことを実感した。

« ポイント制 | トップページ | 美の発見 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ポイント制 | トップページ | 美の発見 »

2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

カテゴリー

  • アニメ・コミック
  • ウェブログ・ココログ関連
  • グルメ・クッキング
  • スポーツ
  • ニュース
  • パソコン・インターネット
  • 住まい・インテリア
  • 心と体
  • 携帯・デジカメ
  • 文化・芸術
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 経済・政治・国際
  • 芸能・アイドル
  • 趣味
  • 音楽
無料ブログはココログ
フォト

ウェブページ