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2022年6月10日 (金)

北原亞以子『月明かり』(新潮文庫)

『慶次郎縁側日記』シリーズ初の長編。目の前で父親が殺されるのを見た男の子が、目撃したと証言した犯人の様子があまりに異様だったため、次第にその証言が疑われてしまい、事件は迷宮入りになってしまった。それから十年あまり、その少年が移り住んでいた川崎から江戸へ戻って来て犯人捜しに狂奔する。

 

 事件当初にはわからなかったことが次第にもつれた糸がほぐれるように明らかになり始め、関わった多くの人間の絡み合いが連環していたことがわかってくる。そんななか、新たな殺人事件が起こる。

 

 正直あまりに多くの人間が似たような関わり合いで複雑に絡み合うので、名前が混乱するし、理解するのに骨が折れた。私にはややこしすぎたのである。読み方を急ぎすぎたようだ。

 

 私はあまり執着心が強い方ではないので、このような、成り行きを受け入れることの出来ない人間ばかりがぞろぞろと出て来て、話しがややこしくなることが苦手である。執着するのとしないのと、どちらが生きやすいのか。自分ではどうしようもない執着というものもあるらしいが、私にはよくわからない。

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