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2022年7月17日 (日)

読書録断片

 生活の重点を読書に引き戻している。この三日ほどはよく読めた方なので、どんな本をどのようなペースで読んでいるのか、その一端を私の読書記録の中から以下に記す。

 

『藤村随筆集』
            7/14    190-290
                    読了
反町茂雄『一古書肆の思い出 1 修業時代』
            7/14    150-160
            7/16    160-190
多木浩二『雑学者の夢』
            7/14    100-140
            7/16    140-180
                    読了
金井美恵子『本を書く人読まぬ人とかくこの世はままならぬ』
            7/14    20-60
            7/16    60-110
『川端康成随筆集』
            7/14    370-400
            7/15    400-480
                    読了
内田樹『知に働けば蔵が建つ』
            7/14    0-110
            7/15    110-180
            7/16    180-250
内田百閒『贋作吾輩は猫である』
            7/15    90-110
『臼井吉見集 1 展望1946-51 戦後文学論議』
            7/15    0-20
            7/16    20-40
『谷崎潤一郎随筆集』
            7/15    80-110
            7/16    110-140
『魯迅文集 2』
            7/16    0-60
            
 三日で読了できたのが三冊。読了したものについては出来ればいつものようにこどもみたいな感想文を書こうと思っているが・・・。

 

 いつもこのペースなら良いのだが、なかなかこんなには読めない。読みかけの本がこのほかに二十冊ほど積んであって、とっかえひっかえ引っ張り出して読み囓っている。川端康成の『伊豆の踊子』をもう一度読み直したい(今年初めに読んだばかりだが随筆集を読んでまた読み直そうと思っている)し、『禽獣』と『雪国』くらいは丁寧に読み直そうと思っている。

 

 臼井吉見という評論家が気になって古書組合で検索したら、筑摩書房版で全五巻の『臼井吉見集』を見つけたので購入した。三十代のときに彼の『蛙の歌』という本にいたく感動したことがある。もちろんこの全集に収められているので、読み直すのが楽しみだ。

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