« 遺骨 | トップページ | 信じられない »

2022年8月 9日 (火)

秋の七草

 岡本かの子(1889-1939 小説家・歌人 岡本太郎の母)の『秋の七草に添える』という短いエッセイを読んだ。春の七草は言えるけれど、秋の七草はちゃんと知らない。このエッセイでは、萩、刈萱、葛、撫子、女郎花、藤袴、朝顔となっている。
これは、万葉集の山上憶良の

 

秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花
萩の花尾花葛花なでしこの女郎花また藤袴朝顔の花

 

の二首から言いならされているという。

 

 ここでいう朝顔は、いま普通に見る朝顔だけではなく、木槿や桔梗も含めていうそうだ。そういえばみなラッパ型で似ているところがある。刈萱はもちろん尾花、つまりススキのことだ。

 

 女郎花が黄色い花、と書かれていて、あれっと思った。女郎花を彼岸花と勘違いしていたのだ。草花の歳時記の写真を見て、自分の間違いに気がついて。萩も女郎花も山野を歩くとよく目につく花ではないか。

 

 萩といえば、毛越寺の山門前にたくさん咲き乱れているのを見て、きれいだなあと思ったことがある。名前を知っているかどうかで、その花への思いもずいぶん違う。俳句や和歌をたしなむ人は花鳥風月に明るい。若いときから少しなじんでいればよかったと、このエッセイを読みながら思ったけれど、少々手遅れだ。

« 遺骨 | トップページ | 信じられない »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 遺骨 | トップページ | 信じられない »

2022年10月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

カテゴリー

  • アニメ・コミック
  • ウェブログ・ココログ関連
  • グルメ・クッキング
  • スポーツ
  • ニュース
  • パソコン・インターネット
  • 住まい・インテリア
  • 心と体
  • 携帯・デジカメ
  • 文化・芸術
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 経済・政治・国際
  • 芸能・アイドル
  • 趣味
  • 音楽
無料ブログはココログ

ウェブページ