トロッコ列車(1)
宇奈月駅の壁のレリーフ。トロッコ列車は電気機関車が牽引する。
今回は機関車二両、客車十三両の編成。機関車は一両で7台まで牽引できるそうだ。前が一号車、私は二号車。屋根はあるが窓はない。ドアもないので跨いで乗る。最近、寝ながらではあるが、もも上げをしているので躓かずに乗ることができた。
出発。前日撮った写真はまさにここを通過したあたりのもの。左手の黒い部分からこちらを撮った。下の鉄橋はむかしのもので、今は人が通れるらしい。
最初のダム湖とそこにかかる赤いアーチ橋。黒部川の特徴はこの青色の水。花崗岩の岩盤の上を流れていることによるらしい。
とても美しい。前回来たときもこの青色に感激した。列車は最高時速25キロ、平均16キロほどでガタゴトと進む。ナローゲージという狭い線路で、新幹線のちょうど半分なのだそうだ。
牽引する二台の機関車が見える。山はどんよりと暗い雲におおわれている。降らなければ良いが。
サルが両岸を渡るための橋。サルは平気で往き来するそうだが、幅は狭いし手すりもないから人間には無理だ。
トンネルが多い。トンネルのなかは20℃以下と思われ、風が冷たい。
黒薙(くろなぎ)に到着。看板にあるようにここが宇奈月温泉の源泉で、パイプで送られている。湯は無色透明。
黒薙駅のすぐ先にある青い鉄橋の後曳橋。あまりの高さにダム工事の工夫たちが尻込みしたことからつけられたという。じつは私の部屋の名前がここから採った後曳なのだ。
写真をたくさん撮ったので、まだ続く。
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