慰安婦の日
昨日の14日、韓国は『慰安婦の日』で式典があったそうだ。尹大統領は出席しなかったという。他国のことだからその是非はいいたくないが、いささか思うところはある。6日、そして9日の広島、長崎の原爆記念日には、多少なりとも自省的な面がある。原爆を投下したのはアメリカなのは紛れもない事実だ。このような大量殺人、しかも一般市民を大量に殺すという行為は戦争行為の一環としても許すべからざるものだ。しかし、あの戦争を引き起こし、ハワイを攻撃したのは日本である。その戦果に国民は大いに沸いたのである。戦意は高揚したのである。多くが軍部を支持した。そのことを自覚しているから、追悼する人たちは、一方的にアメリカを非難するだけではなく、戦争を起こしたことの反省もしている。
韓国の『慰安婦の日』の韓国国民の気持ちが韓国人ではない私にはわかるわけはないが、いろいろ報じられてきた事実を総合すれば、全ては日本の悪行であり、日本は絶対悪だとみなしているように見える。式典でもそのように言い立てていたことであろう。それを批判したり、違う事実を申し立てるのは、日本に与する悪行とされるようだ。
韓国は慰安婦の象徴として少女の像をシンボルにしている。数万、甚だしくは二十万の女性達が慰安婦として連行されたのだと言い立てている。私は、そのとき韓国の男たちは何をしていたのだろうと思う。自分の街の、自分の村の娘たちが連行されるのを震えながら見ていたというのだろうか。どこの国でそんなことを黙ってみていたという事実を記念する式典を毎年行っているだろうか。慰安婦連行に抵抗して多くの韓国の男性が殺されたという事実はいままで聞いたことはない。そのことを恥じる気配もないことに私は呆れるのである。
韓国駐留米軍のアメリカ兵が少女を暴行したといって激昂し、大々的なデモをしているのを見たことがある。韓国は熱い国だと思う。許すべからざることを黙ってみている国民ではないと思う。では慰安婦の連行のときはどうして黙っていたのか。騒ぎがあれば報道され、日本の軍部も自粛に動いただろう。論理的にそのような軍部による大々的な連行などなかったと思うのが自然だろう。
連行したという吉田証言、それを検証もせずに言い立てた朝日新聞は、朝鮮民族を、韓国を侮辱していたのだと私は思っている。
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