一流国とは何か?
昨日、「一流国って何でしょうか?」という質問に「何流国か」というブログで考えを書いたつもりだが、答えになっていない、というコメントをいただいた。
観念的にいえば、信用できる国であること、信頼できる国であること、敬意を表される国であること、それらが総合的に評価の高い国が一流国である、と私は考えている。それらのことが具体的なそれぞれの国についてどうであるか、何を指標にするかによって、違うだろうと思うから、私は相対的だろうと書いた。さらにいえば矜持のあることかと思うが、国際関係は矜持などというものを全く軽んじているから、指標になりにくいかもしれない。ただ、どこの国が矜持がない、ということは言えるかもしれない。いろいろ考えていると、そもそも一流国なんてあるのかどうかわからなくなってきた。質問はそういう意味なのかもしれない。それを気づかせようとしてくれたのか。
私は安倍首相の時代に、それ以前(尖閣問題での民主党の対応など)よりも明らかに日本の国のそれらの評価が高まり、そしてそれが再び失墜しつつあるように感じたから、それが安倍首相の功績だと考えた。もともとのブログはそういうことを書いたつもりなのだが、そう思わない人もいることもとうぜん承知している。
ただ、私が自分を一流だと思っているのだろう、などといわれると、困惑するしかない。一流の人とはたくさんの人からリスペクトされる人のことだ、と考えているので、私は誰かにリスペクトされているはずだ、などという思い上がりこそ、誰からもリスペクトされないと承知しているつもりなのだが、残念だ。それほど私は至らない人間なのだろう。評価は他者がするものであるし、だからこそ、自分が一流だというような人間は二流以下だと念を押したのだが・・・。
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